株式会社コンセプト/代表・砂川肇は、日米のライフスタイル&ビズ動向を比較研究しトレンド発信するシンクタンク。多彩なニュービジネスのコンセプト立案・実施を企業と協働。団塊世代研究や元気な高齢者問題も得意領域。
- 2年間もほったらかしにされるホームページなんて、意味がない(大笑)---と書いたのは、前回の改定のときだ。なのに、またもや、5年間もほったらかしに(苦笑)。これでは、店を閉じたのかと思われても仕方がない。ああ。
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- 久しぶりに、本を書いた。『アイデア・エコノミー』(宣伝会議、2014年4月刊)。35年におよぶ米国観察の一端を、粗まとめした内容。とくに、ここのところ引きつづく“未来予測”作業を手元に、2030年を視野におくトレンドに想いをこめた。
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- 2013年5月、NYに、バーチャル・オフィスを設けた。友人の助力を得、なるべく現地と連携するプレーを、と念じつつ。チェルシー地区の真っただ中で、冬は酷寒だけれど、早春や中秋はなんとも心地よいエリアに(c/o 456 west 23rd street new york ny 10011 usa)。
〈企業戦略系〉
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- “パイロット・プロジェクト”を経て、本格的な「未来研究」を推し進めた。ファクトの読み解き、タスクフォースな検証、さまざまなアングルでのワークショップ---。極意は? 徹底的に拡げて、ついには巧みに収束してみせることなのだが。
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- 未来研究の延長線上で、「R&D」の斬新な展開を探った。新機軸は、“開きつつ閉じる”挑戦。鍵は、“クラウド“(人びとの英知)の有効活用だ。ほんものの危機意識を秘める企業ほど、その矛先はユニークで鋭い。既成な考え方や実践を葬り去りつつ。
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- その関連で、「フューチャー・ラボ」の動向も見据えた。その一端を、「インハウス・シンクタンク」の再考に結びつけた。いずれにせよ企業は、“自分を変革させるマシン”(チェンジ・エージェント)を必須にしつつある。
〈情報系〉
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- 「アンビエント情報社会研究」を積み重ねた。かつてない多彩な装置が人びとを包みこんで、意味ある情報生活を促していく実態の把握と予測を。もちろんテクノロジーは、人びとを阻害する局面も生みだしかねない。そこをどう見破り、対抗策を講じるか---も課題だと認識しつつ。
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- コミュニケーションの領域では、「フェイスブック・キャンペーン」や「ソーシャル・アドバタイジング」など、具体的な動向を紐解いた。あわせて、「フェイスブックとグーグルの比較分析」も手掛けた。つかんだ結論は、これらソーシャル・メディアの“終焉”だ。
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- 「ビジネス・リテラシー研究会」は、足かけ8年目に入った。とにかく斬新な戦略動向の5W1Hを読み解きつつ、その根底にある“認識”を把握しあう。その上で議論しあい、ワークシートをまとめ---。探りあてた文脈を、日々の業務に鋭利に適用できれば意義があるのだが。
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- 「テクノロジー・トレンド研究会」は、3年の時を刻んだ。画期的な“構造変化”の一端を読み学びつづけた。日進月歩ならぬ“秒進分歩”な実態の移ろいを。
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- 新たに始動したのが、「デジタル・コミュニケーション研究会」だ。驚愕な変容事実に遭遇するたび、脳味噌が振動する。新旧の座標軸がせめぎ合い、前者が後者を駆逐していくさまは、圧巻だとしか書きようがない。
- 1.
- “アンビエント”関連で巡った米国東西海岸調査では、まさに21世紀中庸へ突きすすむ情報社会の先行きをかいま見た。大学、企業、起業---のいずれを問わず、めまぐるしい変転のひだを。新が旧を覆す時間軸は、言うまでもなく“ナノ秒”なのだ。
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- 同じテーマで重ねて訪れたドイツでは、その時々のハイライトに触れた。脳波で遊ぶワールドカップ・サッカー、先端情報装置に包みこまれるスーパーマーケット、全体が情報実験装置と化したインフォ・タウン---。いずれも、壮大なリテラシーに支えられて、意気軒昂だった。
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- “日本の個性”とは何かを探り考える旅は、なんと世界一周になってしまった。東京→ボストン→NY→ロンドン→東京。迷い学んだ結論は、“個性とは自称と他称のせめぎ合い”でしかない、という愚感。ああ。
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- “研究開発の新機軸”を追う取材では、零下25度ほどに凍てつく米国北東海岸をうろついた。脳味噌が凍結したおかげで、つかんだ内実は魑魅魍魎。やっぱり取材って、暖かい日々に断行すべきものなんだ。
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- “3.11以降の日本の生きかた”というテーマを頂戴したあるセミナーでは、“「自律する」ということをめぐって”と解題しなおして、自らの想いを綾織りした。
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- 大阪と静岡では、“企画と発想”というテーマで若い人たちとブレイン・ストームした。文字通り、脳味噌に嵐を吹きこみたかったのだけれど、彼らはどう受け止めたのやら。
- 3.
- “オンラインな意思疎通手法のトレンド”も紐解いた。とにかく“人びとの受信”の有り様が核心の問題なのだ、という文脈を貫きつつ。
- 4.
- そのほか、“「既成破壊」してみせる企業の視座”“誰にとっての「明日」なのか”“未来予測2020年”なども。
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